『大きくなった会」を行いました。 とよた市民活動センター 松坂屋A館9階 |
ひとりひとりの文面が書かれた手書きの 賞状を受け取ります。 「00ちゃん・大きくなったね・おめでとう」 |
保護者のみなさまご出席ありがとうございます。
ご来賓の皆様、お忙しいなかご出席ありがとうございます。
ここにお集まりのみなさん・・・ナースリーの門をくぐって頂きほんとうにありがとうございます。
昨年、ナースリーは20周年の記念の会を内輪でささやかに行いました。
その年月を振り返える時、発足から私どもの心にあったものが、『質のいい保育』でした。
そうすれば、きっと保護者の方もナースリーを選んでくださる。その一念で今日まできました。
ナースリーの門をくぐるお子さんは、3歳までの小さなお子さんです。
調度、一斉に野に生える『つくし』のようです。つくしは、太陽に向かって一本一本たくましく
伸びていきます。
この時期の子どもは、
玩具が欲しいと思ったら・・欲しい
おしっこも出ないと言ったら・・出ない
食べたくないものは・・食べたくない
他の子を見る余裕もありません。
身体のために良いからなんて思いません。
先生が忙しいからなんてゆとりもありません。
心の余裕なんてない時期なんです。
その子どもたちの気持ちをひたすら汲み・受け止めます。
すると不思議なことに満三歳に近づくと、赤ちゃんらしさが抜け自立した子どもへ
成長します。
その姿を見た時ほんとうに「子どもの力」はすごいと思います。
現代社会は、ともすれば管理体制に縛られたり、お金のためだけに働く風潮がありますが
初心を忘れず、本来の目的を見失わないように努めてまいります。
子どもと共に過ごしたいと思います。
西田 泰子